(財)アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)では、毎年、独立行政法人国際協力機構(JICA)九州国際センターの委託を受け、開発途上国のジェンダー主流化を担当する中央政府および地方政府の行政官を対象に研修を実施しています。
セミナーの目的は、開発途上国において、男女共同参画社会実現に向けて、ジェンダーの視点を主流化する施策を総合的かつ効果的に推進することができる行政官を育成することです。
今年度は、研修参加の希望者が多数だったためセミナーを2回開催し、計11カ国から14名の研修員を受け入れました。セミナーの後半には、九州大学アジア総合政策センター准教授の小川玲子先生をコーディネーターにお迎えし、一般市民を対象にカントリーリポート発表会を開き、各国の抱えるジェンダー問題とジェンダー主流化を阻んでいる問題、アクションプランを発表しました。
2009年6月25日から7月24日までのセミナーではアフガニスタン, ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、ハイチ、ネパール、 ウルグアイの6カ国から8名の研修員を受け入れ、7月17日にカントリーリポート発表会を行いました。
当日の発表資料をこちらからご覧いただけます。 ・ナターシャ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
・ディヤナ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
2010年1月27日から2月26日までのセミナーではインド、ラオス、マラウイ、メキシコ、ナイジェリアの5カ国から6名の研修員を受け入れ、2月24日にカントリーリポート発表会を行いました。
当日の発表資料をこちらからご覧いただけます。