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持続可能な開発

ヨハネスブルグ・サミットでのKFAWの活動

ヨハネスブルグ・サミットには、KFAWから原ひろ子会長、三隅佳子理事長、織田由紀子主任研究員、小田真由美国際情報課長の4名が参加しました。

 

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 ヨハネスブルグ・サミット参加について
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  1. 参加までの経緯
     (財)アジア女性交流・研究フォーラムは、設立当初から「開発」と「女性/ジェンダー」をメインテーマとしながら、それに深く関わる環境問題も視野に入れ積極的に活動してきた。
     例えば、2000年9月のESCAPアジア太平洋環境大臣会議の開催に際しては、「アジア・太平洋環境女性会議」を同時開催し、女性の声を大臣会議に届けた。 
    2001年9月にソウルで開催された「第1回北東アジア女性環境会議」では、日本側のコーディネーターとして、日中韓の女性環境NGOとともに「北東アジア女性環境ネットワーク」結成に参加するなどして、環境分野での女性の国際協力関係を築いてきた。
    「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD 略称 ヨハネスブルグ・サミット)」に関しては、北東アジア準地域及びアジア太平洋地域の準備会合、さらにはサミット認証NGOとして第3回および第4回準備会合に参加するのみならず、早い時期から日本のNGOの声を伝えるべく2002年2月には、北九州市と東京で環境やジェンダーの専門家で構成する円卓会議を主催し、「ジェンダーに公正で持続可能な社会をつくるための提言」をまとめ、WSSDの準備会合やCSWの会議などにおいて、機会を捉えて提言してきた。
     以上の活動を踏まえて、今回、8月26日~9月4日、南アフリカのヨハネスブルグで開催される、ヨハネスブルグ・サミットに参加することになった。
    現地での活動は以下のものを予定している。
     なお、サミット後には後述の「第2回北東アジア女性環境会議」の主催を予定している。

  2. 現地での活動予定
    (1) 政府間会合にオブザーバー参加し、女性コーカスに加わり、他の女性グループとともにロビイング活動を行う。(於 サントン国際会議場)
    (2) ワークショップの共催 (8月28日予定)
    テーマ:「持続可能な開発におけるジェンダーの主流化:北東アジアにおける経験と課題」
    共催者:韓国女性環境ネットワーク、北東アジア女性環境ネットワーク、(財)アジア女性交流・研究フォーラム
    会場:グローバル市民フォーラム(NGOフォーラム)(於 ナズレック)
    (3) 北九州市の女性による「青空がほしい」の環境運動と、それを踏まえた国際協力の報告
    形態は未定だが、ビデオ、英語資料を用意し、上映、配布する。
    会場:ナズレック予定
    (4)日本政府代表団顧問として代表団に加わる。(織田研究員)

  3. 日程 2002年8月23日(金)~9月5日(木) 

  4. 訪問地 南アフリカ共和国 ヨハネスブルグ

  5. 訪問員の構成 4人
      (財)アジア女性交流・研究フォーラム 会長     原 ひろ子
      (財)アジア女性交流・研究フォーラム 理事長    三隅 佳子
      (財)アジア女性交流・研究フォーラム 主任研究員  織田 由紀子※
      (財)アジア女性交流・研究フォーラム 国際情報課長 小田 真由美
    ※ 織田主任研究員は、日本政府代表団顧問として参加。

  6. ヨハネスブルグ・サミット後の活動予定
    (1) 第2回北東アジア環境女性会議の開催
    目的:ヨハネスブルグ・サミットの成果の共有と今後の北東アジア女性環境ネットワークの活動にむけて。
    月日・場所:平成14年10月12日(土)北九州市/平成14年10月14日(月)東京
    招待発表者:韓国、中国、モンゴル、日本の女性環境活動家
    参加者:男女市民
    (2) その他のさまざまな機会に参加報告

 

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 ヨハネスブルグ・サミット参加報告について
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1.日程 2002年8月23日(金)~9月5日(木)

2.訪問地 南アフリカ共和国 ヨハネスブルグ

3.訪問員の構成 4人

(財)アジア女性交流・研究フォーラム 会長     原 ひろ子
(財)アジア女性交流・研究フォーラム 理事長    三隅 佳子
(財)アジア女性交流・研究フォーラム 主任研究員  織田 由紀子※
(財)アジア女性交流・研究フォーラム 国際情報課長 小田 真由美
※織田主任研究員は、日本政府代表団顧問として参加。

 

4.現地での活動状況

(1)ワークショップ 「女性と環境-”青空がほしい”」主催

日時:2002年8月27日(火)16時―18時
内容:ビデオ、英語資料により、北九州市の女性による「青空がほしい」の環境運動と、それを踏まえた(財)アジア女性交流・研究フォーラムの活動や国際協力を報告した。報告後、参加者との意見交換を行った。
意見交換の状況:
・南アフリカの女性「日本の女性の取り組みを学ぶため、ぜひ交流をしたい」
・インドの男性「環境に対する女性の取り組みが重要であることがわかった。さらに男性も一緒にとり組むことが重要だと思う。」
また、終了後韓国の女性環境団体の希望により意見交換会を開催した。
会場:ナズレック(グローバル市民フォーラム会場)
参加者:40人

 

(2)韓国女性環境ネットワークとのワークショップ共催 

日時:2002年8月28日(水)14時―17時
内容:「持続可能な開発におけるジェンダーの主流化:北東アジアにおける経験と課題」
開催状況:上記テーマによるパネルディスカッションの後、参加者全員参加によるカルチャーイベント実施と、プラカード、横断幕をもってナズレック会場内を行進した。
共催者:韓国女性環境ネットワーク、北東アジア女性環境ネットワーク、(財)アジア女性交流・研究フォーラム
会場:ナズレック(グローバル市民フォーラム会場)
参加者:200人

 

(3)政府間会合にオブザーバー参加
女性コーカスに加わり、他の女性グループとともにロビイング活動を行った。(於 サントン国際会議場)
成果:実施文書47条(ヘルスケアシステムに関するパラグラフ)の修正
政治宣言(案)に対して、(財)アジア女性交流・研究フォーラムが中心となり女性グループの提言(日・英)を作成し配布。

 

(4)日本政府代表団顧問として代表団に加わった(織田研究員)

5.今後の活動予定

(1) 第2回北東アジア環境女性会議の開催

目的:ヨハネスブルグ・サミットの成果の共有と今後の北東アジア女性環境ネットワークの活動にむけて。
月日・場所:平成14年10月12日(土)北九州市/平成14年10月14日(月)東京
招待発表者:韓国、中国、モンゴル、日本の女性環境活動家
参加者:市民

 

(2) ヨハネスブルグ・サミット参加報告会

目的:ヨハネスブルグ・サミットの状況と(財)アジア女性交流・研究フォーラムの活動状況について、スライドなどを使用して報告する。
日時:平成14年9月27日(金)14時―16時、18時半―20時半
場所:北九州市立男女共同参画センター”ムーブ”5階小セミナールーム

 

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 政府代表団顧問としての活動(織田主任研究員)
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1.出発前の意見交換会への参加

  1. 8月7日 内閣総理大臣との意見交換
    強調した点:ヨハネスブルグにおける演説において「ジェンダーの平等なくして持続可能な開発なし」ということを強調してほしい。
  2. 8月7日 大木大臣との意見交換
    強調した点:同上。および女性コーカスとのネットワークに基づいて活動したい。
  3. 8月21日 川口大臣との意見交換
    強調した点:政治宣言において持続可能な開発におけるジェンダー平等の重要性を強調してほしい。
  4. 8月21日 政府代表団との意見交換会
    強調した点:ジェンダーの主流化、女性のエンパワーメント、女性の関心事の主流化が重要である。(女性コーカスによる実施計画分析と政治宣言構成要素へのコメントも提出)

 

2.国連公式行事への参加

課題別全体会議<分野横断的課題>に参加

 

3.人間の安全保障委員会のパネルで報告(於 ナズレック)

 

4.現地での政府代表団打ち合わせ会への参加

 

5.現地での顧問団打ち合わせへの参加 (ほぼ毎日)

 

6.日本政府によるNGOへブリーフィングへの参加

 

7.果たした役割の評価
(1) NGOと政府をつなぐ役割
国内外の女性NGOとサミットをつなぎ、女性の声を政府代表団に届けることにある。
JAWWなどとのネットワークを通じて。
女性コーカスの分析や政治宣言へのコメントを届けた。
地方の草の根の声を伝えるチャネル。(今後重要)
女性コーカスがNGO連絡室を使えるようにした。
パラグラフ47に関し、女性コーカスの動きなどを伝えた。

 

(2) 専門分野の助言
事前に、総理大臣、環境大臣、外務大臣、政府代表団に伝えた。
現地における政府代表団打ち合わせにおいては、その後入手した情報をもとに意見を述べた。
女性コーカス作成の文書なども手渡し、かつ問題点を説明した。(特にパラグラフ47)

 

(3) その他の活動
8月27日午後 課題別パートナーシップのための全体会議に出席。
8月30日午後 人間の安全保障委員会におけるパネリストとしての発表。


 

8.顧問としての役割を果たすための課題

(1) 任命時期が遅い
準備会合から
国内の他のグループとの連携などの準備不足につながる。事前に、申し入れ書など作成すべきだった。また、助言もインターネットなどで意見を募るべきだった。
現地での連携、予定していた活動計画を縮小せざるを得なかった。
滞在期間への影響

 

(2) 地方出身で、不慣れな顧問の場合
政府代表団が遠く感じられた。関係の作り方が不明。経験者の意見を聞くべきだった。
このような経験を受け継ぐべき。特に、代表団にユース枠を作るよう働きかけ、その枠を男女同じにすべき。

 

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 NGOフォーラムでの活動
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KFAWの活動は、NGOの活動拠点であるナズレック会場におけるワークショップ開催と、国連会議サントン国際会議場におけるロビイング活動と会議傍聴の2つに分けられます。

 

・ナズレック会場

1.ワークショップ「女性と環境…”青空がほしい”」開催:8月27日16時-18時

 三隅理事長が当時の8mmをもとにKFAWが作成したビデオを上映しながら、北九州市の女性環境運動「青空がほしい」の紹介を行いました。1960年代の運動の持つ、今日にもつながる革新性と、この経験を開発途上国の人びと分かち合うべく、JICAの研修事業としてKFAWが実施していることを説明しました。
 参加した南アフリカの女性からは「日本の女性の取り組みを学ぶため、ぜひ交流をしたい」、インドの男性からは「環境に対する女性の取り組みが重要であることがわかった。さらに男性も一緒にとり組むことが重要だと思う。」などの意見がありました。
 また、終了後には参加していた韓国の女性環境団体の希望により、なごやかな雰囲気で交流会が行われ、ネットワークの輪が広がりました。
 このワークショップの模様は、サミットに参加している日本のNGO対象に現地で発行されていたニュースレターにも紹介されました。

 

2.韓国女性環境ネットワーク(KWEN)主催、北東アジア女性環境ネットワーク(NEAWEN)、(財)アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW) 共催事業開催:8月28日(水)14時-17時

 持続可能な開発に関する北東アジア女性ワークショップを開催し、約200人が参加しました。これは、2002年3月からKWENが中心になって準備してきたもので、韓国政府男女平等平等省がスポンサーでした。
 このワークショップでは、まず日本、台湾、韓国における持続可能な開発におけるジェンダーの主流化の状況を報告しました。中国からはペーパー参加でした。日本については、織田主任研究員がジェンダー主流化のための試みとして円卓会議について報告しました。
 続いて、文化的催しを行いました。まず、各国から持ち寄った土を、北東アジアの女性が力を合わせて地球を守るという意味の朗読が流れる中で、用意されていた壺に入れる、土合わせをしました。次に、参加者が大きな輪になり、用意されていた玉状の毛糸を投げあって網を作り、その上で、声をかけながら地球儀の模様が描かれた風船をつきました。この作業を通じて、女性たちが力を合わせて地球を救っている気分になりました。最後に大きなドラをもった女性を先頭に「女性たちが地球を救う」「女性は持続可能な地球を望んでいる」などと書かれたプラカード、横断幕をもって広いナズレック会場内を行進しました。
 このワークショップに関する準備はすべてKWENの皆様によるもので、その用意周到ぶりに感激しました。KWENからも、10月12・14日に日本で行う第2回北東アジア女性環境会議に参加するようになっており、北九州市での再会を約束しました。

 

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 ヨハネスブルグ・サミットでの成果
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2002年8月26日から9月4日まで、南アフリカ共和国ヨハネスブルグにおいて「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD、通称ヨハネスブルグ・サミット)」が開催され、世界から191カ国・地域の代表とNGOなどを含め約2万人が参加しました。
WSSDは、「持続可能な開発に関する世界首脳会議実施計画」(以下実施計画)と「持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言」(以下ヨハネスブルグ宣言)を採択しました。会議の成果には,ほかに約束文書(Records of Commitments)と呼ばれる、国や主要グループがパートナーシップに基づき作成し、登録したプロジェクトのリストがあります。
これらの成果はすべて、国連の公式ページで見ることができます。

以下、(財)アジア女性交流・研究フォーラム織田主任研究員からの報告です。

 

1.「実施計画」

 実施計画は、全部で11章、169パラグラフからなり 、表のような構成である。

  1. はじめに
  2. 貧困撲滅
  3. 非持続的な生産と消費形態の変更
  4. 経済および社会開発の基礎となる自然資源の保護と管理
  5. グローバル化する世界における持続可能な開発
  6. 健康と持続可能な開発
  7. 小島嶼国における持続可能な開発
  8. アフリカにおける持続可能な開発
  9. bis その他の地域的イニシアティブ
  10. 実施の手段
  11. 持続可能な開発のための制度的枠組

 地球サミットでは環境が重要な課題であったが、WSSDにおいては、経済成長、社会開発、環境保護の3本柱が重視され、その結果、貧困撲滅やグローバリゼーションが章のタイトルにあがった。加えて、WTO閣僚会議の「ドーハ宣言」、国連開発資金会議の「モンテレー合意」を継承することが言われてきており、経済的分野の比重が大きくなりつつある。
 これに対しNGOの関心事は、いかに貿易優先、市場経済優先の枠組から、貧困撲滅と環境保護のためのスペースを作るかにあった。再生可能エネルギーや衛生などの項目について、年限付き目標値を入れること、また、企業責任に関する文言や、共通だが差異のある責任や予防原則などのリオ原則を確認する文言を入れることなどが焦点となったが、かなり弱められる形で決着し、これではリオマイナス10だとの声も聞かれた。

2.ジェンダー・女性の目でみると

 では、「実施計画」においてジェンダー、女性はどのような形で言及されているか。全体を通して、女性という言葉は25回、ジェンダーは13回、女児が7回出現している。他に女性世帯主、性別データの収集なども含めて合計38準パラグラフにおいてジェンダー・女性に言及されており、一応の前進を見たと言える。これをさらに細かく見ると次の進展が見られた。

・ ジェンダーの主流化、ジェンダーに敏感な、ジェンダーに平等などの文言が使われている。
・ ジェンダー平等がガバナンスの基礎であることが明確に書かれている。
・ 女性に対する暴力および差別の廃止という表現が入った。
・ 性別統計、持続可能な開発の指標にジェンダーの側面を入れるとの表現が入った。
・ 女性が意思決定に参画することの重要性が強調された。

 これらは、アジェンダ21において既に言及されていることだが、ここで再度その実施が確認されたことになる。

以上の進展とは逆に、課題もある。
それは、相変わらず女性が、受益者、社会的弱者ととらえられている例が多いことである。また、ジェンダー・女性の文言が出てくる分野に偏りがあり、教育、健康、農業、意思決定への参加に関しては多く触れられているが、グローバリゼーションに関する章ではまったく出てこない。グローバリゼーションが性別に不均衡な影響を及ぼすことは、女性2000年会議の成果文書でも認められているにもかかわらず、これを反映できなかったことは残念であった。

3.パラグラフ47と女性コーカスの活動

 保健サービスにかかわるパラグラフ47は、「実施計画」の交渉に当たり最後まで残った争点であった。このパラグラフについて女性コーカスが問題としたことは、「国内法や文化及び宗教上の価値観と一致する形で」保健制度の能力を強化する、とされていた点である。これは女性のリプロダクティブ・ヘルスなど人権を脅かす恐れがある上に、1990年代の人口開発に関する国際会議、北京世界女性会議などの一連の国連の会議の成果を無にするものと見たのである。しかし、このパラグラフは既に合意されていると見る政府代表もあり、討議するかどうかという点から意見の一致を見なかった。
 すでに合意されている部分とバランスを取るために、「人権および基本的自由と調和し」という文言を加えることが提案され、女性コーカスもこの案に賛成し、その実現に向かって団結してロビーイング活動を展開した。途中、プラカードを持って黙って立つといった示威行動なども行い、最終的に、「人権および基本的自由と調和し、国内法や文化及び宗教上の価値観と一致しながら、基本的な保健医療サービスを全ての人びとに提供し」という表現にすることができた。これは女性コーカスが団結して活動した成果として、皆誇りに思っている。

4.ヨハネスブルグ宣言

 もう一つの会議の成果文書であるヨハネスブルグ宣言については、草案の発表の翌日には(財)アジア女性交流・研究フォーラムが中心となって、ジェンダーの視点に立った提言文書を作成し、日本の賛同者と連名で発表した。採択されたヨハネスブルグ宣言では、ジェンダー平等、女性のエンパワーメントと女性解放と言う文言は入ったが、これらが、持続可能な開発の鍵との位置付けが明確ではなかったことは残念だった。しかし人身売買という「実施計画」にも出現していない文言が入ったことは歓迎できることである。

 

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