高校、大学、専門学校等の担当教職員を主対象に、デートDVに対する理解を深めていただくとともに、効果的なDV予防と学校教育に期待される役割について考えるセミナーを開催しました。
1.日時 | 2011年8月3日(水)14:00~16:30 |
2.場所 | 北九州市立男女共同参画センター・ムーブ 5階 小セミナールーム |
3.対象 | 高校、大学、専門学校等の担当教員、ほか一般市民 |
4.参加者 | 52名 |
5.主催 | 北九州市(運営 (財)アジア女性交流・研究フォーラム) |
6.内容 | ◇第1部:特別講演 「高校生等のデートDVと予防教育を考える」 アウェア代表 DV防止教育専門家 山口のりこ ◇第2部:「デートDV予防教室」授業デモンストレーション (財)アジア女性交流・研究フォーラム主席研究員 篠崎正美 |
北九州市では、2009年に「北九州市DV対策基本計画」を策定し、DV防止のための人権教育や啓発活動に取組んでいます。最近では、未婚の親密な間柄の男女間で振るわれる暴力、「デートDV」が大きな問題となっており、国や北九州市でも、若年層における予防啓発を強化しています。当財団では、市からの委託により、本年度、デートDV予防教室を市内の高校、大学などで開催します。
DV防止教育専門家、山口のり子・アウェア代表を招聘しての第1部の特別講演では、学校教育だけでなく、保護者として、あるいは大人として、社会全体として取組む必要性が強調されました。
続く、第2部では、当財団の篠崎正美主席研究員による「デートDV予防教室」の授業デモンストレーションが行われ、効果的な若年層への啓発方法について活発な質疑応答が行われました。