1.日時 |
2011年11月27日(日)13:00~14:30 |
2.場所 |
北九州市立男女共同参画センター・ムーブ 5階 大セミナールーム |
3.参加者 |
31名 |
4.主催 |
(財)アジア女性交流・研究フォーラム |
2011年8月、当財団は忠清南道女性政策開発院(CWPDI)を訪問し、2010年に新たに就任されたミン・キョンジャ院長に会見し、これまで以上に相互協力していくことを再確認しました。アジア女性会議2日目には、3年間の交流の中で初めてとなる共同研究プロジェクトの成果報告の場を設け、KFAWとCWPDIそれぞれの研究員が報告を行いました。
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左:チェ研究員、右:石川研究員 |
この研究は、主に小さな子どもを持つ働く女性の子育ての過程でそれを支援する、社会的援助ネットワークの実態と、その女性達とのネットワークが就業継続にどのような影響を与えるかを日本と韓国で比較調査したものです。
日韓両国の女性にM字型就労が共通してみられる反面、社会的援助ネットワークの観点からみると、働くことへの意識
や就業行動に関する両国間の違いが報告されました。具体的な一例として印象的だったのは、韓国の働く女性は、働くことに対しての満足度が日本の女性よりも高く、働くことを援助している夫に対して高く評価しているという点でした。
報告① |
「既婚女性の就労を支援するパーソナルネットワークについて
―福岡県(北九州市と福岡市)、韓国(忠清南道)の調査から―」
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石川 勝彦 2010年度KFAW研究スタッフ(九州大学大学院人間環境学府博士後期課程) |
報告② |
「子育て支援ネットワークの実態と就業に対する認識調査―日韓の比較を中心に―」 |
チェ・ウンヒ 韓国・忠清南道女性政策開発院 研究員 |